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赤ちゃんが家に来た1日目
赤ちゃんが家に来た1日目
最初にすること・
準備・過ごし方
更新 2026.04.26
本記事は、厚生労働省・日本小児科学会の公開情報をもとに、Amaria編集部が作成しています。赤ちゃんの体調に不安がある場合は、必ず小児科医にご相談ください。
「やっと家に帰ってきた」という安堵と、「これから何をすればいいの?」という不安が同時に押し寄せる退院日。1日目は完璧にこなす必要はありません。まず深呼吸してください。赤ちゃんも家に来たばかりで、ふたりで一緒に慣れていく時間です。
1. 1日目に意識する3つのこと
この3つができれば、1日目は合格です。それ以外のことは後回しで大丈夫。
1
赤ちゃんを安全に寝かせる場所を確保する
2
授乳・おむつのサイクルを把握し始める
3
ママ自身も休める時間を作る

編集部
Amaria Editor
「退院したら完璧なお母さんにならなきゃ」と思わなくて大丈夫。赤ちゃんも家に来たばかりで、ふたりで一緒に慣れていく時間です🌿
2. 赤ちゃんの寝る場所を整える
赤ちゃんが安全に眠れる環境を最優先に整えましょう。新生児は1日の大半を眠って過ごしますが、睡眠環境が安全でないと窒息などのリスクがあります。
| 安全な睡眠環境 | 内容 |
|---|---|
| 固めのマットレス | やわらかすぎる寝具は窒息リスクがある |
| 仰向けに寝かせる | うつ伏せ・横向きは乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが上がる |
| 周りに物を置かない | ぬいぐるみ・タオル・枕は顔にかかる危険がある |
| 室温を整える | 20〜25℃が目安・着せすぎに注意 |
| 大人と同じ布団は避ける | 添い寝は窒息・圧迫のリスクがある |
⚠ ベビーベッドまたは固めのベビー布団を
安全な環境で寝かせることを最優先にしてください。
3. 授乳のリズムをつかむ
新生児は胃が小さいため、1回に飲める量が少なく、頻繁に授乳が必要です。「さっきあげたのにまた泣いている」は新生児では普通のことです。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 授乳間隔 | 2〜3時間おき(1日8〜12回程度) |
| 1回の授乳時間 | 片側10〜15分・両側で20〜30分程度 |
| 母乳の場合 | 飲めているかは排泄(おしっこ・うんち)の回数で確認 |
| ミルクの場合 | 月齢・体重に応じた量の目安が缶に記載されている |
1日目に確認すること
「飲んでいる量」より「飲もうとしているか・飲んだ後に落ち着いているか」を確認することの方が大切です。授乳のリズムは数日かけて少しずつ把握していきましょう。
4. おむつ替えの基本
新生児のおむつ替えは、1日10〜15回ほど必要です。最初は慌てることもありますが、回数をこなすうちに自然と慣れてきます。
| 手順 | ポイント |
|---|---|
| ① 新しいおむつを下に敷いてから外す | 替えている途中に汚されることがある |
| ② 前から後ろに向けて拭く | 特に女の子は尿路感染予防のために必ず前から後ろへ |
| ③ 肌を乾かしてからおむつをあてる | 蒸れるとおむつかぶれの原因に |
| ④ テープは指1本入る程度のゆるさで | きつすぎると苦しい・ゆるすぎると漏れる |
| ⑤ へそが治るまではへそより下に | おへそが湿ると感染リスクがある |
うんちの色の変化について
最初は黒っぽい胎便で、数日で黄色や黄緑色に変わっていきます。赤・黒・白のうんちが続く場合は小児科に相談してください。

編集部
Amaria Editor
最初のおむつ替えは「うまくできなくて当然」です。入院中に練習した方も、家ではなぜか上手くいかないことがあります。何度もやっていれば必ず慣れます🌿
5. ママの体を休める
退院したその日から、赤ちゃんのお世話でほぼ眠れない夜が始まります。ママの体はまだ出産のダメージが残っている状態です。無理をすると回復が遅れ、産後うつのリスクも上がります。
| 休むための工夫 | 内容 |
|---|---|
| 赤ちゃんが寝たら一緒に寝る | 家事は後回しでOK |
| 来客は断る | 「後日改めて」と伝えて問題ない |
| 食事は簡単なものでOK | デリバリー・パートナーに任せる |
| パートナーに夜の授乳を分担する | ミルクの場合は特に分担しやすい |
| 「助けて」と言う | 一人で抱え込まないことが最大の育児スキル |
産後1ヶ月は「何もしない期間」と割り切る
家事の基準を下げることが、赤ちゃんとの生活を長く続けるためのコツです。
6. 1日目に確認しておくこと
赤ちゃんの体調を観察しながら、以下の項目を確認しておきましょう。退院直後は体調変化が起きやすい時期です。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 体温 | 36.5〜37.5℃が目安 |
| 授乳できているか | 飲もうとするか・飲んだ後落ち着くか |
| おしっこ・うんちの回数 | 1日6回以上のおしっこが目安 |
| 皮膚の色 | 黄疸(肌・目の白目が黄色い)がひどくないか |
| 呼吸 | 苦しそうでないか・ゼーゼーしていないか |
⚠ すぐに小児科または産院に連絡すべき症状
体温が38度以上または35度未満
全くおしっこが出ない
授乳しても全く飲まない・飲んでもすぐ吐く
皮膚や白目が強く黄色い
呼吸が苦しそう
- 1日目の合格ラインは「安全な場所を確保・授乳とおむつのサイクルを把握し始める・ママも休む」の3つ
- 睡眠は仰向け・固めのマット・周りに物を置かない・室温20〜25℃
- 授乳は2〜3時間おき・「飲もうとするか・落ち着くか」を確認すれば十分
- おむつ替えは前から後ろに拭く・へそより下に・指1本入る程度のゆるさで
- ママは赤ちゃんが寝たら一緒に寝る。家事は後回しでOK
- 38度以上の発熱・おしっこが全く出ない・強い黄疸は即座に小児科へ
Amariaはいつも、あなたの隣にいます🌸