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妊娠週数別の体の変化
妊娠週数別の体の変化
1週〜40週をママと赤ちゃん別に
徹底解説
更新 2026.04.26
本記事は、厚生労働省・日本産科婦人科学会の公開情報をもとに、Amaria編集部が作成しています。情報提供を目的としており、医療アドバイスの代替となるものではありません。気になる症状がある場合は、必ず産婦人科医にご相談ください。
「今、赤ちゃんはどのくらい大きくなってるんだろう?」妊娠中、週数が変わるたびにそう思ったことはありませんか?エコーで見る小さな姿。でも週数によって、体の大きさも、できることも、全然違います。
この記事では、妊娠1週〜40週の体の変化を、ママと赤ちゃんそれぞれの視点から週数別に解説します。今の時期に起きていること・気をつけること・次の時期に向けての準備まで、妊娠期間を通じてお守りにしてほしい一記事です🌿
1. 妊娠週数の数え方
妊娠週数は、最後の生理が始まった日(最終月経初日)を0週0日として数えます。
| 妊娠週数 | 出来事 |
|---|---|
| 0〜1週 | 最終月経・次の生理周期の始まり |
| 2週 | 排卵・受精のタイミング |
| 3〜4週 | 着床・妊娠超初期 |
| 4週〜 | 妊娠検査薬で陽性が出始める時期 |
| 40週 | 出産予定日 |

編集部
Amaria Editor
「妊娠した日」と「妊娠0週」は同じではありません。最終月経から数えるため、気づいたときにはすでに4〜5週になっていることがほとんどです🌿
2. 妊娠初期(1〜15週)の変化
妊娠1〜3週|受精・着床の時期
赤ちゃんの様子
- 2週ごろに排卵・受精
- 受精卵が細胞分裂を繰り返しながら子宮へ移動
- 3週ごろに着床開始
- この時期はまだ「胎芽(たいが)」と呼ばれる段階
ママの体
- 外見上の変化はほぼない
- 着床のタイミングで微量の出血(着床出血)が起きることがある
- 基礎体温が高温期のまま続く
気をつけること
- 葉酸の摂取を始める(または続ける)
- アルコール・タバコを控える
- 激しい運動を避ける
妊娠4週|妊娠が確認できる時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約0.2mm(ゴマ粒以下)
- 胎嚢(赤ちゃんの袋)がエコーで確認できるようになる時期
- 神経管・心臓・消化器官のもとが形成され始める
ママの体
- 妊娠検査薬で陽性が出始める
- 生理が来ない
- 胸の張り・眠気・だるさを感じ始める方も
- つわりの症状が始まる方もいる
気をつけること
- できるだけ早く産婦人科を受診する
- 葉酸を毎日摂る(1日400μg)
妊娠5〜6週|心拍が生まれる時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約2〜6mm
- 6週ごろから心拍が確認できるようになる
- 頭・胴体・手足のもとが形成され始める
- 脳・脊髄・目・耳のもとも発達中
ママの体
- つわりが本格的に始まる方が多い
- 胸の張り・頻尿・眠気が強くなる
- 子宮が少しずつ大きくなり始める
気をつけること
- 産婦人科を受診・心拍の確認
- つわりがひどい場合は無理せず休む
- 水分をこまめに摂る

編集部
Amaria Editor
「心拍が聞こえた!」という瞬間、感動する方がとても多いです。小さな音ですが、赤ちゃんが生きているサイン。特別な瞬間を大切にしてください🌿
妊娠7〜8週|顔のパーツができてくる時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約13〜20mm・体重約2g
- 目・鼻・口・耳のパーツが形成される
- 手足の指が現れ始める
- 心臓が4つの部屋に分かれてくる
- エコーで動く様子が見えることも
ママの体
- つわりがピークに近づく
- 胃のむかつき・食欲不振・匂いへの敏感さが強まる
- 子宮がにぎりこぶし大に
- 頻尿・便秘が続く
気をつけること
- 妊娠悪阻のサインに注意(水も飲めない・体重急減)
- 無理な仕事・家事は控える
- 薬の服用は必ず医師に相談
妊娠9〜10週|人間らしい形に近づく時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約30〜40mm・体重約5g
- 「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになる(10週〜)
- 全身の臓器の基本的な形が完成に近づく
- 指が分かれ、爪のもとができ始める
- 筋肉が発達し、動き回るようになる
ママの体
- つわりが最もつらい時期(hCGのピーク)
- 下腹部がぽっこりしてくる方も
- 乳首・乳輪が黒ずんでくる
- 皮下静脈(青い血管)が胸・お腹に見えやすくなる
気をつけること
- つわりが極端にひどい場合は妊娠悪阻の可能性→受診を
- 流産リスクがまだ高い時期・無理をしない
妊娠11〜12週|器官形成がほぼ完了する時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約55〜60mm・体重約14g
- 主要な臓器の形成がほぼ完了
- 性別の分化が始まる(外見での確認はまだ難しい)
- 羊水の中で活発に動いている
- NT検査(首のむくみ測定・希望者)のタイミング
ママの体
- つわりが少しずつ落ち着いてくる方が増える
- 子宮底が恥骨の上あたりまで上がってくる
- 体重が少しずつ増え始める
気をつけること
- NT検査・初期スクリーニング検査について産婦人科で相談
- 母子手帳の取得(まだの方は早めに)
妊娠13〜15週|安定期へ向かう時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約80〜100mm・体重約50〜70g
- 全身に産毛(うぶ毛)が生え始める
- 表情筋が動くようになる
- 聴覚が発達し始める
- 指しゃぶりをする様子がエコーで見えることも
ママの体
- つわりが落ち着く方が多い(個人差あり)
- 食欲が戻ってくる
- お腹がふっくらしてくる
- 腰痛・坐骨神経痛が出始める方も
気をつけること
- 体重管理を意識し始める
- 適度な運動(ウォーキング・マタニティヨガなど)を始めてもOK
- 歯科検診を受ける(妊娠中は歯周病になりやすい)
3. 妊娠中期(16〜27週)の変化
妊娠16〜19週|胎動を感じ始める時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約16〜25cm・体重約100〜300g
- 骨格・筋肉がしっかりしてくる
- 聴覚がさらに発達し、外の音が聞こえるように
- 18〜20週ごろから胎動を感じ始める方が多い
- 性別がエコーでわかることも(確認できない場合もある)
ママの体
- 「安定期」と呼ばれる時期
- お腹が目立ってくる
- 胎動(お腹の中で赤ちゃんが動く感覚)を感じ始める
- 皮膚が引き伸ばされ、妊娠線が出始めることがある
- むくみ・こむら返りが起きやすくなる
気をつけること
- 妊娠線予防クリームを始める
- 弾性ストッキングでむくみ対策
- 体重管理を本格的に意識する

編集部
Amaria Editor
初めて胎動を感じた瞬間、「あ、本当にいる!」と実感する方がとても多いです。最初はガスや腸の動きと区別しにくいこともありますが、だんだんわかってきます🌿
妊娠20〜23週|赤ちゃんの個性が出てくる時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約25〜30cm・体重約300〜500g
- 皮下脂肪がつき始め、体がふっくらしてくる
- 眉毛・まつ毛が生えてくる
- 睡眠と覚醒のリズムが生まれる
- 羊水を飲み込む・おしっこをするようになる
ママの体
- お腹がはっきり大きくなる
- 胎動がより明確に感じられるようになる
- 動悸・息切れが出やすくなる
- 逆流性食道炎(胸焼け)が起きやすい
- 腰痛が強くなることがある
気をつけること
- 貧血の検査を受ける時期(鉄分の補給を意識)
- 腰痛対策(マタニティベルト・姿勢を意識)
- 仕事の引き継ぎ準備を始める
妊娠24〜27週|生存可能な時期へ
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約30〜35cm・体重約600g〜1kg
- 肺の発達が進む(まだ外では呼吸できない段階)
- 22週以降は医療的な管理のもとで生存が可能になる時期
- 目を開けたり閉じたりするようになる
- 光に反応するようになる
ママの体
- お腹がかなり大きくなり、動きにくくなる
- 頻尿が再び強くなる(子宮が膀胱を圧迫)
- 便秘・痔になりやすい
- 足のむくみ・こむら返りが増える
気をつけること
- 妊娠糖尿病のスクリーニング検査(時期は医療機関による)
- 早産の兆候(お腹の張り・出血)に注意
- 長時間の立ち仕事・激しい運動は控える
4. 妊娠後期(28〜40週)の変化
妊娠28〜31週|赤ちゃんが急成長する時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約35〜40cm・体重約1〜1.5kg
- 皮下脂肪が急速につき、体がふっくらしてくる
- 脳の発達が急速に進む
- 肺の機能がさらに発達
- 羊水の中で体を回転させることがある
ママの体
- お腹が大きく重くなり、動作がゆっくりになる
- 息切れ・動悸が強くなる(横隔膜が圧迫される)
- 仰向けで寝ると苦しくなる(左側を下にして寝ると楽)
- 足のむくみ・静脈瘤が出やすい
- 胸焼け・逆流性食道炎が強くなることがある
気をつけること
- 切迫早産の兆候(お腹が頻繁に張る・出血・破水感)に注意
- 定期健診の頻度が上がる(2週に1回)
- 産院・出産方法を決定する時期
妊娠32〜35週|出産準備が始まる時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約42〜46cm・体重約1.5〜2.5kg
- 逆子の場合、この時期に頭が下になるよう回転することが多い
- 皮下脂肪がさらにつき、肌がなめらかになってくる
- 目が光に敏感に反応する
- 呼吸の練習(羊水を吸い込む動作)をしている
ママの体
- 子宮底が最も高くなる時期(みぞおちのあたりまで)
- 胃の圧迫感・食欲低下
- 睡眠が取りにくくなる
- 腰痛・恥骨痛が強くなる
- 乳房から初乳が出始める方も
気をつけること
- 逆子の場合は医師と相談(帝王切開の可能性を確認)
- 入院バッグの準備を始める
- 産後のサポート体制を整える
妊娠36〜39週|いつ生まれてもいい時期
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約47〜50cm・体重約2.5〜3.5kg
- 37週以降は「正期産」。いつ生まれても問題ない時期
- 産毛がほぼなくなり、頭髪が生えそろう
- 赤ちゃんの頭が骨盤の中に下りてくる
- 肺の機能がほぼ完成
ママの体
- 赤ちゃんが下がったことで、胃の圧迫感が楽になる方も
- 頻尿が再びひどくなる
- おりものが増える
- 前駆陣痛(不規則なお腹の張り)が始まることがある
- 「おしるし」(少量の血が混じったおりもの)が出ることも
気をつけること
- 破水・規則的な陣痛が来たら産院に連絡
- おしるしがあっても、すぐ分娩というわけではない
- 産院への連絡先・タクシー・車の手配を確認しておく

編集部
Amaria Editor
この時期は「いつ来るかな」とドキドキしながら毎日過ごしますよね。準備は整えつつ、できるだけリラックスして過ごしてください。体が「その時」を知っています🌿
妊娠40週|出産予定日
赤ちゃんの様子
- 大きさ:約50cm・体重約3kg前後(個人差あり)
- 全身の機能がほぼ完成
- 産道を通るための準備が整っている
ママの体
- 出産予定日はあくまでも「目安」。予定日通りに生まれるのは約5%
- 37〜41週の間に生まれることがほとんど
- 41週を超えると「過期妊娠」として管理が強化される
気をつけること
- 予定日を過ぎても焦らない
- 胎動が少ない・感じない場合はすぐに産院に連絡
- 陣痛・破水・おしるしのサインを把握しておく
5. 時期別・気をつけること早見表
| 時期 | 週数 | 特に気をつけること |
|---|---|---|
| 妊娠初期 | 1〜15週 | 流産リスク・葉酸・つわり・初診 |
| 妊娠中期 | 16〜27週 | 体重管理・貧血・妊娠線・胎動確認 |
| 妊娠後期 | 28〜35週 | 早産兆候・入院準備・逆子確認 |
| 臨月 | 36〜40週 | 陣痛・破水・おしるしのサイン |
6. Amariaまとめ
「週数が変わるたびに、赤ちゃんも、ママも、一緒に成長しています」
妊娠期間の40週間は、長いようであっという間。最初はゴマ粒以下だった命が、3kgの赤ちゃんになるまで——その変化は、奇跡としか言いようがありません。しんどい時期も、不安な時期も、全部赤ちゃんと一緒に乗り越えてきた証です。
- 妊娠週数は最終月経初日を0週0日として数える
- 初期(〜15週)は流産リスクに注意・葉酸・つわり対策が重要
- 中期(16〜27週)は安定期。体重管理・胎動確認・貧血対策を
- 後期(28〜35週)は早産兆候・入院準備・逆子確認が必要
- 臨月(36〜40週)は陣痛・破水・おしるしのサインを把握しておく
- 胎動が急に減った・感じない場合はすぐに産院に連絡
今どの週数にいても、あなたは十分頑張っています🌸
Amariaはいつも、あなたの隣にいます。
7. よくある質問(Q&A)
Q
妊娠週数と月数の関係は?
A
産科では「4週=1ヶ月」として数えます。妊娠10ヶ月(40週)が出産予定日です。一般的な「9ヶ月」という表現と少し異なるので注意してください。
Q
エコーで測る赤ちゃんの大きさが週数と合わない場合は?
A
赤ちゃんの大きさには個人差があります。多少のズレは正常な範囲内のことが多いですが、大きく外れる場合は医師から説明があります。
Q
胎動を感じなくなったら?
A
いつも感じている胎動が急に少なくなった・感じなくなった場合は、すぐに産院に連絡してください。特に妊娠後期は胎動の確認が大切です。
Q
妊娠週数が進むと流産のリスクは下がる?
A
はい。妊娠12週以降は流産リスクが大幅に下がります。22週以降は「早産」という区分になります。
Q
逆子はいつまでに直れば大丈夫?
A
多くの場合、妊娠32〜34週ごろまでに頭が下になります。36週以降も逆子の場合は、帝王切開を検討することが多いです。
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⚠ 免責事項・医療に関するご注意
本記事はAmaria編集部が、厚生労働省・日本産科婦人科学会・e-ヘルスネット・日本産婦人科医会の公開情報をもとに作成した情報提供記事です。個人の医療判断・診断・治療の代替となるものではありません。記事内の情報は作成時点のものであり、最新情報と異なる場合があります。気になる症状がある場合は、必ず産婦人科医にご相談ください。
References
- 厚生労働省「妊娠・出産について」www.mhlw.go.jp
- 日本産科婦人科学会「妊娠週数と胎児の発育」www.jsog.or.jp
- e-ヘルスネット(厚生労働省)「妊娠中の体の変化」
- 日本産婦人科医会 一般向け情報